「エルピスー希望、あるいは災いー」#9の感想
「エルピスー希望、あるいは災いー」#9観ましたよ。CMで面白そうだなと、このドラマを見始めました。最初、セクハラパワハラチックな昭和なおじさん世代を素晴らしく演じていた岡部さんですが、回を追うごとに重要なキーパーソンとなってきて、前回放送では主役よりも主役でしたよね。奥に秘めた正義に正直に行動できるすごさを、どこまで権力に抗えるのかを見事に演じきっていて、胸がスカッとした人は私だけではなかったはずです。このドラマはTwitterでもトレンドに上がるほど評判が高く、脚本も役者さんもすごく評価されていますね。最終回も楽しみです。私の周りでも見ている人は全員が高評価です。
このドラマ、何がすごいって思うかと言えば、「こういうこと実際にあるんだろうな」と思えるところです。けっして「ドラマの中のことで実際には起こらないよ」とは誰も思ってないでしょう。
そして、こんなドラマをこんな時代に作って放送する勇気、よくやったなって単純に感心しました。
村井役 岡部たかしさんについて
すごい役者さんだなと気になったので、さっそく調べてみました。
岡部たかしさん プロフィール
ふりがな おかべ たかし
出身地 和歌山県
生年月日 1972.6.22
サイズ 身長 175cm/体重 56kg/B84 W76 H86/靴 26.0cm
資格 普通自動車免許
コメント 劇団東京乾電池出身。
劇団退団後、山内ケンジ氏がプロデュースする「城山羊の会」など、
数多くのプロデュース公演に出演。
近年はドラマ、映画など映像作品への出演も増えている。
また、自身が立ち上げた演劇ユニット「切実」では演出も担当している。株式会社クリオネから引用
ご本人はインスタグラムをやっておられますが、#9放送の時の写真とともに20日に更新されたインスタグラムは2600件を超えたいいね♡が付いていてエルピスについての更新をするごとにいいね♡の数が増えていって通常の3倍以上になっていました。
この作品の監督を務める大根仁さんのインタビュー記事があったので紹介します。
普通のTVドラマのキャスティングで考えると、村井の役はいわゆる「トメ」というか、世間的に名前と顔が一致する人、バイプレイヤークラスでもバリュー的に上の方の役者になるんです。会議ではそういうクラスの人たちが挙がったんですけど、あやさんの中で「村井のイメージとはちょっと違う」ということで決まらなくて。そうこうするうちに主要キャストは決まっていったんですけど、村井のキャスティングは難航したんです。
岡部さんに「まだ3話までしか読んでないと思うけど、この先、村井は超重要で、ひょっとしたら……いや、ひょっとしたらじゃなくて間違いなくキーパーソンになるし、岡部さんの代表作になります。そのくらいの覚悟でやりましょう」と伝えて。
脚本の渡辺あやさんが村井役に岡部たかしさんを推薦したみたいですね。監督の大根仁さんは他の方を思い浮かべていたそうですが、結果的に岡部さんで正解だったと言っておられます。
まとめ
12月26日最終回を迎えるわけですが、タイトルの最後に「このドラマは実在の複数の事件から着想を得たフィクションです。」と表示されています。実際に冤罪で苦しんでいる人、正義に燃えて行動した結果、命を落とした人がいる現実を考えるきっかけになるはずです。
できればスカッと終わってほしいですが、現実を思えばモヤモヤして幕ということも考えられますね。早くも映画化を希望する声も聞こえています。
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