主婦を救った土井善晴先生の「料理で苦しむのは時代遅れやぞぉー」のつぶやき

食べ物

「今日の料理」がちょうど土井善晴さんのお味噌汁ということで、主婦を救ったと絶大な人気の著書「一汁一菜でよいという提案」も含めて内容を調べてみました。

一緒に確認していきましょう。

土井善晴さん プロフィール

日本の料理研究家、フードプロデューサー

大学卒業後フランスでフランス料理店、大阪で日本料理店にて修行。料理学校講師を経て独立。自身の料理番組を30年継続中。料理雑誌連載多数。自身で執筆する著書本多数。各大学にて講師。全国にて講演会活動。日本の家庭料理教育に専念。特技はマラソン。フランス語。

救われた!と言わしめる著書

 

この本を読んで、救われた!という気持ちになったのは私だけではないはずです。毎日仕事をして、家族のために家事をして、当たり前のように食事の用意をする。どうしようもなく疲れて、お惣菜を買ったりしても少し罪悪感を覚えたりする。そんな日常を楽にしてくれた本でした。世の中の頑張っている女性全員読んだらいいのに!と思えるし、何なら男性にも読んでほしいなと思いました。

「一汁一菜」は日本人の生き方 土井善晴さんが語る料理の苦悩からの解放
 家庭料理研究家の土井善晴さんは、あまいマスク、やわらかい語り口、なにより「ええ加減でいいんです」という優しい言葉で多くの人を魅了します。新企画の編集長インタビューで、そんな土井さんに「食」について語っていただきました。肩の力を抜いて「料…

「ハレ」と「ケ」とは?

土井先生は日本には「ハレ」と「ケ」という概念があります。といっておられます。

ハレは特別な状態、祭り事。ケは日常。ハレの料理は神様に捧げるお料理のため、手間暇かけて丁寧に作るものなのに対して、ケは手間を掛けなくてよい日常の家庭料理。日本人には手を掛けるもの、かけないものという二つの価値観があります。ケの食事は簡単なものでいいのだそうです。毎日ハレの食事を作ろうとするから苦しくなる。「おいしい」を強いるから苦しくなる。「ええかげん」でいい。「おいしくなくてもいい」「一汁一菜でいい」とおっしゃっておられます。

なんと、おいしくなくてもいいってすばらしい。呪縛から解放されて、みそ汁つくるだけでいいなんて!と感動してしまいます。

でも、それは手抜きなだけではなく日本の伝統的な和食の考え方だったり、健康という観点から考えてみる時に理にかなっていたりするのです。

料理が苦しみになってはいけない

生活スタイルも変わり、女性が働いているのが当たり前な時代になりましたが、家事全般も女性がやって当たり前な風潮はまだまだ根付いています。外でも働き、家でも家事をこなす中で料理が苦しみになっている人は少なくないのです。そんな女性たちに土井先生が呼びかけます。

 

お料理はたのしいもん、幸せなもんだとも言っておられます。確かにそうなれたら最高ですよね!

この言葉でたくさんの悩める主婦を救ってきた先生のTwitterは愛があふれています。

 

まとめ

私は先生の言葉や著書に出会って、すっかり心が軽くなった一人です。

普段は味噌汁とごはん、食べたいときにおかずを作ったり買ったりすればよし。一汁一菜でよいと実践し始めてから痩せたという方もおられます。古き良き日本食の考え方も好きですし、もう何作ったらいいんだ?と悩まなくて済むことが何より嬉しいのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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